• 銅伸線用湿式潤滑油剤ラインナップ

    品名 外観 特徴 用途
    ラップル100 淡黄色液体 洗浄性重視タイプ 極細線・細線・巻線極細線
    ラップル111 淡黄色液体 耐久性重視タイプ 細線
    ラップル115 淡黄色液体 潤滑性重視タイプ 極細線・細線
    ラップル140 淡黄色液体 細線万能タイプ 細線・マルチ伸線・巻線細線
    ラップル160 淡黄色液体 潤滑性重視タイプ 中線・細線・巻線細線
    ラップル200 黄色液体 洗浄性重視タイプ 中線・細線・巻線中線
    ラップル350 黄色液体 潤滑性重視タイプ 中線・細線・巻線中線
    ラップル300-I 黄色液体 洗浄性重視タイプ 太線・中線
    ラップル300-Y 黄色液体 潤滑性重視タイプ 太線・中線
    ラップル500-S 黄色液体 耐久性重視タイプ 太線・中線
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  • 鉄伸線用湿式潤滑油剤ラインナップ

    品名 外観 前処理 用途
    ラップルC 白褐色ペースト状 石灰石鹸 一般鉄線・釘・溶接ワイヤー
    ラップルNK-500 淡褐色ペースト状 亜鉛メッキ・燐酸被膜 ワイヤーロープ・スプリングワイヤー・ホースコード
    ラップルNN-2D 乳褐色ペースト状 亜鉛メッキ・燐酸被膜 ワイヤーロープ
    ラップルSK-22 無色透明液状 酸洗・石灰 太番手線・潤滑石灰落し
    ラップルDL-130 淡黄色透明液状 酸洗・石灰 太番手線・潤滑石灰落し
    ラップルS-400N 淡褐色ペースト状 酸洗・石灰 一般軟鋼線・防錆剤添加
    ラップルS-500P 淡褐色液状 酸洗・燐酸被膜 一般硬鋼線・カットワイヤー
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  • 湿式伸線用潤滑剤の作用機構

    金属の伸線加工において、金属線と加工器具(ダイス)との摩擦を低減させるため、湿式伸線用潤滑剤が使用されています。
    適切な潤滑剤を用いることで、線の品質向上、ダイスの磨耗防止、作業性の向上を達成することができます。

    弊社の湿式伸線潤滑剤“ラップル”は、界面活性剤をベースとしており潤滑性と共に高い洗浄性を有しています。
    そのため、線材や伸線機内が綺麗な状態に保たれ、品質・操業上のトラブルを回避できます。

    ① 水でラップルを所定濃度まで希釈し、潤滑液を調製します。
    このとき、界面活性剤の働きで潤滑成分(油剤)を水中に安定に分散させます。

    湿式潤滑剤の作用機構

    ② 金属線と共に潤滑剤成分がダイス内へ引き込まれます。
    湿式潤滑剤の作用機構

    ③ダイスに引き込まれた潤滑剤成分は、乳化状態が破壊され金属線・ダイスに親水基が吸着
    湿式潤滑剤の作用機構

    ④ 界面活性剤の疎水基側に油剤が集まるため、金属線とダイス間に油性の膜が形成され、潤滑性が発現します。
    湿式潤滑剤の作用機構

    ⑤ 伸線後の線材に残留した油剤は界面活性剤の作用により再乳化され、潤滑液中に分散します。
    湿式潤滑剤の作用機構

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  • 伸線用薬剤知識スキルアップ講座

    伸線用薬品知識スキルアップ講座では、日新化学が昭和30年創業以前より、蓄積してきたノウハウや構築されてきた独自の理論を
    皆様にお伝えすることで、生産現場のお悩みの解決に御助力させていただき、安定操業のお手伝いができればという思いから
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    伸線用薬剤知識スキルアップ講座
    Ⅰ.潤滑剤の用途・種類 Ⅱ.使用箇所・使用方法
    Ⅲ.製品リスト Ⅳ.豆知識
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