弊社では、金属の伸線加工用潤滑剤として金属の種類(銅、鉄鋼、アルミニウム、鍍金、合金)と、線径(30 ~ 0.08 mm)に応じて、各種品番を取り揃えております。
また、お客様の使用条件を元にカスタマイズを行い、最適な潤滑剤を提案させていただきます。
タイプ | 主な用途 | 特徴 | 主成分 |
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湿式(水溶性) | 鉄、鋼線の伸線(細線) 銅、銅合金、アルミ線の伸線 |
洗浄性、冷却性良好 潤滑性に劣る 発錆、腐敗の問題 |
脂肪酸石鹸、油剤 界面活性剤、防腐剤 pH調整剤、防錆剤 |
湿式(油系) | 潤滑性良好 潤滑性に劣る 発錆、腐敗の問題 |
脂肪酸石鹸、油剤 洗浄性に劣る |
油剤、極圧剤 粘度調整剤 酸化防止剤 |
㈱日新化学研究所では、湿式潤滑剤 ”ラップルR”シリーズを各種用途に応じて取り揃えております。
ラップル原液
ラップル(水希釈液)
金属の伸線・圧延・押出といった塑性加工、切削・研削加工で、金属素材と加工器具との摩擦を低減させるため、潤滑剤が使用されています。
適切な潤滑剤を用いることで、加工品の品質向上、加工器具の磨耗防止、作業性・生産性の向上を実現することができます。
金属加工の中でも弊社は、伸線業界のお客様に長らくご愛顧をいただいております。お客様の実機で使用して頂き、ご意見を伺いながら潤滑剤のカスタマイズを行って参りました。
乾式・湿式潤滑剤に求められる性能は、各伸線現場によって様々です。
例えば、線傷・撚れが発生する、後工程(メッキ、被覆)、後加工(直線カット、曲げ)で不良が発生する、錆・変色が発生する、発泡が多く作業性が悪い、潤滑剤の消費量(交換頻度)が多くコスト高になっている
弊社では、潤滑剤の構成要素を調整することで、潤滑剤の各機能をコントロールします。